LSI MegaRAID SAS 9265-8iのベンチマーク

イニシャライズがやっと終わったのでベンチマークをとってみました。

冷却用に「PC AIRCON」というPCI/PCIeスロットに装着する製品を導入しています。
 
ベンチマーク時の構成は以下の通りです。
 
ThinkStation D20
Xeon 5620 x2
Memory 12GB
Windows7 Pro 64bit
GeForce GTX 570
 
LSI MegaRAID SAS 9265-8i
Hitach HDS72202 x5 RAID5
 
こちらが1回目のベンチマーク。
9265i-01.png
さすがにパリティ計算が入るライトが遅い感じです。
 
こちらが2〜4回目のベンチマーク。
9265i-02.png
9265i-03.png
9265i-04.png
 
参考値として5回目のベンチマーク。
9265i-05.png
 
さらに参考値としてイニシャライズ中のベンチマーク。
 
Sequential Read :   373.336 MB/s
Sequential Write :   413.748 MB/s
Random Read 512KB :    64.236 MB/s
Random Write 512KB :   177.579 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) :     1.010 MB/s [   246.6 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) :     5.994 MB/s [  1463.3 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) :     8.716 MB/s [  2127.8 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) :     6.838 MB/s [  1669.4 IOPS]
 
Test : 1000 MB [E: 0.0% (0.4/7449.9 GB)] (x5)
 
データサイズが大きくなるごとに結果が悪くなっていってますが
これはキャッシュの影響でしょうか??
何れにしても今まで使ってきたオンボードRAIDは何だったのかという結果です。
 
このカードではSSDを使ったベンチマークが多いので
それらに比べるとHDDの遅さが目立つ結果になったかもしれません。
ただ、この手のカードを導入することを検討する場合、
大量のデータを高速に処理したいことが多いと思います。
SSDは確かに高速ですが容量単価がまだまだ高いので
TBサイズのデータを扱うことはまだまだ難しいのが現実です。
今回のベンチマークでHDDでも十分高速であることがわかったのは収穫でした。
 
BBUを導入した場合にキャッシュがより利用されるのか気になるところなので
BBUが手に入ったあかつきには再びベンチマークを行ってみたいと思います。
 

 

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