QNAP TS-459 Pro IIの速度

ある程度落ち着いてきたので簡単なベンチマークをし始めました。
日頃使うものなので性能の傾向を把握しておく必要があります。

QNAPのNASには管理用のWEB画面が用意されているのですが、
そこにリソースモニタというものがあります。
CPUの使用率、メモリ使用率、ディスク使用率(すぐには反映されない)、
データ転送量、プロセスが確認できます。

まずCPU使用率ですが、これはライトのときに顕著にあがります。
これはRAID5で構成していることが大きいと思われます。
逆にリード時にはほとんどCPUを使いません。

メモリ使用率はだいたい270MBあたりで固定になってます。
データ転送中でも同様です。
おそらく付加機能を利用すればかわってくると思います。
単純なNASとして利用する分にはメモリ増設の意味はないかと思われます。

ディスク使用率はなぜかすぐに反映されません。
リソースモニタで確認するよりディスク管理で確認した方が安全です。

データ転送量はMB/s単位で表示されています。
口が二つあるのでグラフも2つです。
ベンチマークを行うと如実にわかるのですが、リードが遅いです。
だいたいライトの半分程度になってます。
ライトが90MB/sに対してリードが40MB/s以下です。
(どちらもシーケンシャル、ジャンボフレームありです)

プロセスはソフトウェアRAIDであることがよくわかる程度です。
Linuxのpsをみている感じでしょうか。

これで転送時間などもおおよそ予測できます。
とりあえずは溜まっている映像素材のバックアップ先として活用していこうと思います。

最後にCrystalDiskMarkの実行結果を。
Yドライブになっているのはネットワークドライブとして割り当てているからです。

nas00-01.png

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